戦国最強の海賊「村上海賊(村上水軍)」実は文化人で優しかった瀬戸内海の水先案内人！

みなさん、こんにちは！
今回は、日本最大の海賊と言われている村上水軍についてです。

戦国時代には各地で多くの海賊・水軍組織が活躍していました。
例えば、織田信長と協力して巨大な鉄甲船を作り上げた九鬼水軍や伊豆半島に面した地域を拠点とし、後に戦国大名・後北条氏の配下に組み込まれた伊豆水軍などが存在し、各地で重要な戦力となっていました。

そんな海賊・水軍において、最強と評価されているのが「村上水軍(村上海賊)」です。

村上水軍は、戦国時代、宣教師ルイス・フロイスに「日本最大の海賊」と言わしめました。
瀬戸内海の島々を舞台に活躍した「村上水軍」は、海賊と言われることが多いのですが、実際の生業は”海賊”という言葉からは程遠いものでした。

村上水軍は、海上の要衝に関所を構えて水先案内人の派遣や海上警護などを行い、海の安全を守る集団だったのです。
このことから “海の大名”と呼ばれることもあり、独特の海城が瀬戸内海には今も残っています。
また、村上水軍は高い教養を持った「文化人」としての一面を持っており、日本人が一般的にイメージする海賊の姿とはかけ離れていました。

そして、水軍としての強さも圧倒的でした。
村上水軍が大活躍した厳島の戦い、第一次木津川口の戦い…。

今回は、そんな日本最強の村上水軍(村上海賊)についてお話していきます。


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---目次---
00:00 オープニング「村上水軍」とは？
01:24 平安から始まる村上水軍！海の支配者として地位を築く！
03:15 瀬戸内海の関守！村上水軍が瀬戸内海の覇者となった理由！
05:18 ライバル同士であり、親友！ 戦でも活躍した村上水軍！
06:14 厳島の戦いでの毛利氏の勝利は村上水軍を味方にできたから！
08:36 織田信長とも対戦！ ライバルの九鬼水軍との激突！
09:39 秀吉により、水軍・海賊としては衰退する村上氏
11:44 教養と文化を持ち合わせていた村上水軍