
ベクトルには和とスカラー倍による数学的構造が入っています。(あたりで述べられているように適切な和とスカラー倍が定義された集合の要素がベクトルです。)一方で配列は単なる数の組にすぎません。その数学的構造からベクトルは配列にはない様々な性質を持ちます(基底の存在など)。高校までの数学や物理ではこの辺りのことはそんなに見えてこないので同じことをしているように見えると思いますが。

ほとんど の解説と同じなんだけど、双六の「3マス進む」が「x方向に3、y方向に2進む」になったと考えて、「原点をふり出しにして全部の効果(ベクトル)を適用(加法や整数倍)させたら、最後にコマはどこにある?」ってイメージこの感覚を進めていくと、入試問題でよく見る平面ベクトルと図形の問題も「OAベクトルとOBベクトルという2つのサイコロをどう使えば目的地(求めたいベクトルの終点)に行ける?」みたいに読めて、割とすんなり解けた(あくまで、数学が好きな文系学生だった人間の感想です)

感動して泣いちゃった
