
軍事力増強のための断食

これ、あながち間違いでもなくて兵法書の孫子は敵を囲ったりするなと言ってる。国民国家以前の戦争では、軍隊の統率力が弱いので負けてそうになると兵士が脱走しだすから士気が重要になる。ここで包囲して逃げ道をふさぐと戦わなければ生き残れないと思った兵士が全力で戦いだすので味方の被害が増えてしまう。なので包囲はよくない。ただこれは戦術的な話のなので長期間にわたって戦略的な包囲っていうのは十分ありでも戦争の規模が増大してきた近現代では技術の発展によって士気の影響が小さくなったうえ敵軍隊の壊滅、敵兵士のせん滅が重要になるので包囲しましょう。

宅浪世界史マスターによる世界史の復習

中世の海軍と漁業の関係

中世キリスト教世界における断食

1年の半分がフィッシュ・デイ(断食日)
