
いつもの『蟲師』回よりテンション低い?

『蟲師』随一の重い話

やっぱり悲劇を描くには、負のご都合主義が必要なんや。

『蟲師』に民俗が表れる

「寝言と会話をしてはいけない」の俗信について。桂米朝さんが1989年、MBSでの「天狗裁き」の口演のマクラで、この俗信について触れています。露の五郎さんとルームシェアをしていた時分(1950年ごろ?)の話。五郎の寝言を面白がって、夢の中の五郎と会話をしていたが、林家染丸に「そんなことしたらあかん、頭おかしぃなるさかい」とたしなめられたのでやめた。ただ五郎の場合はやめるのが少し遅かったようで……というお話。この染丸(3代目)は1906年の生まれなので、そこそこ昔からある俗信なのかもしれません。

春、ギンコがやってきた。

夏到来、物語に暗雲が立ち込める。

ふくろう小路、ってわけか

初秋、ついに悲劇が現実のものに。

夢を現実にする蟲「夢野間」

夢と現実がつながるクライマックス

ジンは本当は「お前のせいだ」って責められたい気持ちも有ったのに、夢の中でも責められず。じゃあ誰のせいだと思えば良いんだ!という葛藤が限界に達して火になったんだと思ってたから、そういう解釈もあるのかと思った!

ここの間をカットしなかった編集スタッフさん最高。泣いた。

強大すぎる蟲の能力

静かで重い話の合間に挟まるほっこり回が私も大好きです…!めちゃめちゃ嬉しそうなニコニコ黒川さん好☺️🫶
