
「運命の動機」はこの曲の何を指す?

冒頭からずっと「ジャジャジャジャーン」が聴こえる

気付けないほどかすかな旋律に意味はある?

音楽やってて楽しいのは、自分が演奏する側で楽しいのはもちろんなんだけど、こういうのにたくさん気づけるのも良さなんだよなあ。中低音パートの楽器を経験するまでと経験してからでは、同じ曲でも聞こえ方がまるで違う。

ホルン派VSファゴット派論争

オーボエ=ドラクエの廃墟の音、があまりに分かりすぎる表現で笑ってしまった

これはトスカニーニ指揮NBC交響楽団の1952年3月22日のライヴ録音ですね。この録音は音源の他に映像もありますが、映像の方はハッキリとホルンに聴こえます。トスカニーニが使っていた「運命」のスコアの書き込みを見ると、ファゴットが削除されてホルンに書き換えられていますし、1939年にトスカニーニが録音したベートーヴェンの交響曲全集の方ではもっと明確にホルンで吹いていることが分かります(多分誰が聴いてもファゴットには聞こえない)。また、楽譜通りに演奏した場合306小節目からファゴットにfpで加わって入ってくるホルンのGの「入り」も確認できないので、ファゴットではなくホルンで間違えないと思います。

『運命』の名前の由来は?

ゆっくりとシンプルな方が難しい

これはもちろんフランス国家が正解ですが、個人的にはビートルズのAll you need is loveのイントロだーって刷り込まれてしまっています。最初に出会うのがオリジナルかオマージュか、というのはすごく重要ですね。

チャイコの1812

気難しそうなベートーヴェンの遊び心
